キャッシュカードの暗証番号について

キャッシュカードの暗証番号について少し考えてみたいと思います。
自分の誕生日や電話番号など推測されやすい暗証番号が登録出来なくなって久しいですが、それが為に暗証番号を忘れることが多くなってきました。特に昔の暗証番号は馴染みのある覚えやすいものだったのに、ここ数年で作ったカードは、その時の思いつきで決めた数字だからということが原因になっています。

暗証番号を決める際の鉄則は、自分では覚えやすく且つ忘れにくく、他人には推測されにくいものであることです。

ですから、現在たびたび暗証番号を忘れて冷や汗をかいている方は、この先カードを作る可能性があるもの、あるいは既に暗証番号の記憶が怪しいものまで、いちど全てを見なおした方が良いだろうと思います。そしてこれから番号を決める際に大事なのは、その時の思いつきには絶対しないこと。忘れるというのは普段あまり使っていないからに他なりません。ですから忘れないためには、頻繁に使う、もしくは思い出す数字にした方が良いでしょう。

どのように決めるのが良いかは個人差があり、覚えやすいパターンもあるかと思います。いくつか決め方を紹介していきますので、好きな方法を取り入れてみてください。ただし、二つ以上の数字の組み合わせを覚えるのは、ひとつだけを覚えるよりも格段に難しくなります。また、数字をアレンジして(たとえば加減乗除して)決める場合は、その計算式をあまり複雑にしてしまうとその式自体を忘れかねません。他人に推測されることを恐れるあまり、自分がわからなくなってしまっては本末転倒です。

なお、仮にカード全部をひとつの暗証番号に統一してしまうと、何かあった時に全部の暗証番号がばれてしまうという心配があると思います。インターネットの世界ではパスワードはそれぞれ変えるように推奨されています。その一方で多くの数字を忘れずに覚えておくのは非常に困難です。そうすると、どこかへ控えておくしかないわけですが、それも他人の目に触れればリスクが高まります。かと言って、それを怠ってATMを利用するたびに暗証番号を何度も間違えるようでは、やはり非効率です。

もしも暗証番号を見破られて被害が生じるとしたら、それはカードの紛失と同時に起きているはずで、今まで遺失や盗難に遭遇していない人は、その危険にはあまり縁がないということだろうと思います。

ですから、他人にカードを悪用される危険性と、自分が暗証番号を忘れてカードが使えなくなる不便さを天秤にかけて、自分にとってどちらがより不都合であるのかを考える必要もあると思います。どうしてもカードごとに暗証番号を変えたいのであれば、カード番号を利用した単純な計算式を取り入れる方法が良いかもしれません。よく落し物や忘れ物をする人なら、不必要なカードは出来るだけ持ち歩かないように心がけることも大切でしょう。

暗証番号を何度も間違えてカードが使用不可になってしまうと、その後が何かと面倒ですから、いつでも忘れることがないように、まずは自分なりの暗証番号の決まりを確立しておきましょう。

暗証番号の主な決め方

A 記念年、記念日、誕生日にまつわる数字編

1. 子供・配偶者・両親の誕生日
2. 結婚記念日
3. 好きなタレント・有名人の誕生日
4. 初恋の人の誕生日
5. 自分が産まれた時の体重あるいは時間
6. 歴史の年号

B 住所・電話番号編

1. 実家の電話番号
2. 会社の電話番号
3. 友人・恋人の電話番号
4. 過去の住所
5. 会社の住所

C 人生・社会・生活に関連する数字編

1. 車のナンバー
2. 社員番号
3. 過去の受験番号
4. 免許証ナンバーの一部
5. ファンクラブの会員ナンバー

D ランダム編

1. 好きな数字4桁
2. 数字のルート
3. アルファベットあるいは英語4文字を、電話ボタンの数字に置き換え
4. 名前を数字化(語呂合わせ)

E 応用編

自分なりのアレンジ方法でオリジナルの数字に変化をつけたものです。たとえば、誕生日や電話番号、4桁のカード番号に1111を足す。あるいは引く。2を掛けるなど。

 

どれもが自分に関係する数字になるので覚えやすいと思います。ただ、会社や車、好きな相手など自分自身以外に関する数字は、今後変わる可能性があるので恒久性は無いかも知れません。随時変更も視野に入れておくと良いでしょう。

ランダム編の数字を説明しますと、好きな数字4桁は文字通り好きな数字ですが、好きなスポーツ選手2人の背番号を繋げた数字とかもありそうですが、頻繁に番号が変わる場合は混乱しないように注意が必要です。あるいは、9972(ココナッツ)とか8818(パパイヤ)とかの好きな食べ物の語呂合わせもいいですね。数字のルートは、√3=1.7320508(人並みにおごれや)、√5=2.2360679(富士山麓オウム鳴く)のような、これも語呂合わせです。

アルファベット4文字とは、たとえばLOVEを携帯電話の数字ボタンに当てはめると5683になります。実はアメリカでは暗証番号5683は非常に多いそうで、これはそのLOVEを変換したものだろうと言われています。名前を数字化というのはそれとは別で、たとえば福山さんだったら2980(フクヤマ)とか、斉藤さんだったら3110(サイトオ)のような語呂合わせですね。これは自分の名前だとカードに書いてあるので少々危険かも知れません。ましゃファンとか斎藤工ファンの人には良いかも知れませんね。

コメント