ATMの手数料について

最近は池井戸潤さんの小説によって、銀行業務のことにも関心が持たれるようになってきました。銀行内部のドロドロした人間関係や、難しい業務内容などにも興味はわきますが、実際に自分の生活と関係あるかと聞かれても、まーったく関係ありません。

何億円もの融資とは全然ご縁はありませんが、ATM手数料の消費税5円は結構取られてきた気がします。もちろん何千万の住宅ローンを組んでいる方も大勢いるでしょうが、そちらに踏み込むと人生設計だとか終活だとか、違った方向に進みかねないので、それはまた余力のあるときに考えたいと思います。当面は、この低金利の時代にATM利用手数料などというわけのわからないものを取られることがないように、お魚咥えたどら猫を追いかける精神でやっていきたいと思います。

さて、アプローチの方法としては、各銀行ごとのサービスを掘り下げていくか、あるいは同様のサービスを横断的に比較して、お得なサービスのみを追究していく方法があると思いますが、銀行のことが全くわからないのも少々不安です。とは言え、最初から型にはめてしまうと窮屈な気もしますので、その都度臨機応変にやっていきたいと思います。

ただ、私は決して中の人ではありませんので、そのほとんどの資料は各銀行のホームページや、いろんなサイトからの引用になると思います。極力剽窃にならないように気をつけたいと思っておりますが、もしも不適切な内容や、データの改ざん疑惑がありそうでしたら、第三者委員の力を借りずに正したいと思っておりますので、皆様にお力添えをお願いしたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

さて、この4月から消費税が上がり、その分銀行のATM手数料も上がったものがあります。消費税が3%上がっていますから、それまで105円だった手数料が108円、210円だった手数料が216円になっています。これは小学生でもわかる計算ですから、その事自体は構いません。税金ですから銀行としてもどうしようもないでしょう。

ただ、銀行に預けた普通預金の金利が、どこでもほぼ年0.02%の時代に、手数料だけいきなり3%も上がっているのです。これは理解の限度を超えています。それでも唯一上がってない手数料があります。それは元々無料だったサービスです。
0×0=0です。計算成功。良かったー(ハート)、小学校で算数習っておいて。

いや、そうじゃない。我々小市民は、たとえ何度眠れぬ夜を過ごそうとも、あと一回、もう一回と、この無料にすがりついて、無駄な出費は1円たりともしないように心がけないとなりません。お金持ちの方は、どうか私の分まで手数料と税金を払って、この国を豊かにしてください。

ということで、あまり熱く語ると貧乏人のたわ言と相手にされなくなりそうなので次回に続きます。

コメント